音場解析におけるAMR法の導入
コンピュータで「音」がどう伝わるかを正確にシミュレーションするには、空間を非常に細かな網目(メッシュ)に区切って計算する必要があります。しかし、広い街中をすべて細かく区切ると、スーパーコンピュータでも計算しきれないほどの膨大なデータ量になってしまうことが課題でした 。 そこで私たちは、「音がある場所だけを細かく計算する」という技術(AMR法:適合細分化法)を導入しました 。 まるでサーチライトで照らすように、音の波が進んでいく場所に合わせて、計算の網目を自動的に細かく変化させます 。これにより、計算に必要なメモリ量を大幅で(約37%まで)節約しながら、これまで通りの高精度な予測が可能になりました。
