点群を用いた粗度算出手法の構築

本研究では、二次元の浸水シミュレーションに重要なパラメータである"粗度係数"の算出手法の構築を行っています。従来は、土地利用分類に基づく大雑把な粗度係数分類を用いておりました。しかし近年、ドローン等によるLiDAR点群の整備が進んでおり、本来の粗度係数を考慮する際に必要な地形の凹凸情報を、補足できるようになっています。そこで、点群データを活用し起伏の特徴を捉え、粗度係数を算出する実験式や深層学習手法を活用し、長野県千曲川流域で2019年10月に発生した台風19号による浸水被害を対象に、シミュレーションの高精度化を目指しています。

点群に基づいて算出した粗度を使った千曲川流域の浸水シミュレーション
点群に基づいて算出した粗度を使った千曲川流域の浸水シミュレーション